
文学のミニマル・イメージ【オンデマンド版】
20世紀、文学という芸術の本質について、最も徹底的な思索を重ねたモーリス・ブランショ。その最深部にはいかなる逆説が潜んでいるのか? デリダ、ディディ=ユベルマンらのイメージをめぐる哲学を視野に、詳細にブランショの文学概念をたどり、現代文学研究の到達点を示す。 フランス文学研究の新たな才能・郷原佳以の誕生を告げる1冊! なるほど、ブランショの文学論は文学に視角的な喚起力を強く求めるものではないだろう。しかし、「エクリチュール」をめぐる彼の思考はけっして一枚岩ではなく、それは、視角的喚起力とは別の次元にありながら、にもかかわらず「イメージ」と呼ばれるしかないような何ものかをめぐる独特な思考に支えられているのである。──本文より ブランショの試行を照らす、この比類ない光が読むことの快感さえもたらすだろう ──帯文・湯浅博雄
- 出版社
- 左右社
- 発売日
- 2020-12-31
- ページ数
- 372ページ
- ISBN
- 9784865280098

