死刑. 2
ジャック・デリダ, 西山雄二, 郷原佳以, 佐藤嘉幸, 佐藤朋子, 工藤顕太
デリダによる死刑論、待望の第二弾。 大統領の権力を皮切りに、強姦・少年愛・獣姦などの性犯罪、流血の供犠……「不可逆的な罰」について考えるためのトピックスを、行為・年齢・欲望という導きの糸とともに徹底的に探究してゆく。 「デリダの死刑講義で扱われる文献は多岐に及び、哲学や文学、政治学、精神分析のテクストから、聖書や議事録、世界人権宣言や死刑廃止条約などが参照される。[……]第二巻では引き続きベッカリーア、カント、シュミット、バンヴェニスト、バダンテールが参照され、新たにフロイトとテオドール・ライク、ハイデガー、カフカ、ロベスピエール、ドノソ・コルテスなどが引き合いに出される。両巻で哲学と政治のテクストが参照されるが、第一巻では文学テクストが多く扱われるのに対して、第二巻では精神分析の知見がむしろ援用される。」(本書「訳者解説」より) 血に将来は、あるでしょうか。 哲学者デリダが「血の歴史」を語り、ポストヒューマニズムも見すえつつ「人間の固有性」について問う。死刑存廃論の全体を脱構築してゆく、政治神学–死刑論。 序言 編者による覚書 第1回 2000年12月6日 第2回 2000年12月13日 第3回 2001年1月10日 第4回 2001年1月31日 第5回 2001年2月7日 第6回 2001年2月21日 第7回 2001年2月28日 第8回 2001年3月7日 第9回 2001年3月21日 第10回 2001年3月28日 訳者解説 註記/ジャック・デリダ講義一覧
- 出版社
- 白水社
- 発売日
- 2026-02-01
- ISBN
- 9784560098073
