
言葉の眼 深淵と火山
ベンヤミンと深い交友のあったゲルショム・ショーレムは、ユダヤ人の「民族的郷土」建設計画に揺れる1920年代のパレスチナから、ヘブライ語の「現用化」の将来に対する不安をフランツ・ローゼンツヴァイク宛の手紙で告白する。「神聖な言葉」の復讐がもたらす黙示録という破局の思想を切り口に、デリダはシオニズムの脱構築を企てる。スピノザ、ハイデッガー、ヘーゲルと対話しつつ、世代を超える復讐の行方を問う、手紙から100年を経た現在を照射する予言的な異色作。訳者による詳細な解説を付した文庫オリジナル翻訳。 1 深淵と火山 2 言葉を世俗化することーー火山、火、〈啓蒙の光〉 原註 訳註 解説 鵜飼 哲 【資料】
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2026-08-07
- ページ数
- 224ページ
- ISBN
- 9784480513830
