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脱原発の技術思想 : 技術はどうあるべきか、その将来展望

脱原発の技術思想 : 技術はどうあるべきか、その将来展望

井野博満

日本が直面している最大の問題のひとつ、原発使用を継続・拡大し、エネルギー使用を増大しつづけ、大量生産・消費・廃棄の社会を維持し、地球環境の荒廃をさらに進めるのか、それとも原発使用を最終的に放棄し、地域社会が自己決定権を取り戻し、持続性のある社会と自然へと変換してゆくのか。本書は、その問いに答えようとしている。現在の最先端の課題が、大胆にしかし平易にかつ説得的に提示されている。激動の1960年代から70年代を生きた者の「総括=終活」が問われている。(本書推薦文より) 広く読んでもらいたい自著論文を集録。 本書『脱原発の技術思想』を読んで 山本義隆 はじめに:本書の目的 第1部 脱原発の技術思想  1. 脱原発の技術思想  2. 原発の特別性と技術の平凡性,安全評価の立場性  3. 工学は価値中立的か  4. 原発の設計思想を問う 第2部 福島原発事故をめぐって  1. 中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発  2.「福島原発震災」の原因と結果  3. 市民活動のなかで考えたこと 第3部 原発の老朽化をめぐる技術論ー中性子照射脆化の危険性  1. 原子炉圧力容器の製造技術と中性子照射脆化  2. 中性子照射脆化の概要と監視規程の変遷  3. 照射脆化予測式の間違い  4. 原子炉安全審査の根本を揺るがす最新の知見 第4部 技術はどうあるべきか,その将来展望  1. 技術の根元的目的と経済的目的  2. 21世紀の技術はいかにあるべきか  3. 1960年代科学技術論争と今日的意義  4. 現代技術史研究会での思想論争  5. 雑   感想文『人新世の「資本論」』   書評『リニア新幹線をめぐって』『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震』   エッセイ 人びとをつなぐ技術と分断する技術  6. 循環型社会を実現するための 20の視点 結びに代えて 技術から問う:「グリーン・トランスフォーメーション(GX)の虚構」と「21世紀の技術と社会の展望」  1. 技術の支配力ー原子力技術の誕生は必然だったか  2. グリーン・トランスフォーメーション(GX)の虚構  3.「生活圏の技術」の重要性 あとがき

出版社
アグネ技術センター
発売日
2025-07-01
ISBN
9784867070208

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