
D. H. ロレンスの作品と時代背景
文学作品は時代を超えるのか、それとも時代を表現しているのか? 『チャタレー夫人の恋人』で知られる作家の作品、それが書かれた時代に身をおくことで見えてくるものを、現在の視点から追い求めたロレンス研究の集大成。 収録内容 第1部 労働者と女性 — 社会的弱者☆『息子と恋人』と『虹』に見る女性参政権運動、ほか 第2部 オットー・グロースとロレンス — 性の解放の系譜☆グロースの軌跡— 脳精神医学からアナーキズムへ、ほか 第3部 キリスト教と異教 — 牧師批判と聖書の読み直し☆『アポカリプス』の成立、ほか 第4部 戦争 — 個人と国家☆『カンガルー』の第12章、「夢魔」と第1次世界大戦、ほか 第5部 政治、階級、人種 — 支配者と被支配者☆アメリカ先住民との出会いとポストコロニアル批評、『チャタレー卿夫人の恋人・初稿』と共産主義者、ほか。 著者略歴 倉持三郎(くらもち さぶろう) 東京学芸大学名誉教授。前ロレンス学会会長。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2005-01-07
- ページ数
- 590ページ
- ISBN
- 9784882029274
