フージャの休日
「われわれがこの地上で手に入れる事物なんて、何と儚いことか」 1915年8月、ドライサーは友人の挿絵画家とともに、ニューヨークから二人共通の故郷であるインデイアナ州まで、およそ2000マイル、2週間の自動車旅行に出た。ジャンルや文体の一貫性など歯牙にもかけないようなドライサー文学の特徴があますところなく込められ、のちのロード・ブックやロード・ムービーの源流にもなった旅行記。 本書は、アメリカにおける自動車旅行をはじめて主題にとりあげ、新ジャンルを創設した著作であり、当時の批評家に「ドライサー著作の最高の達成」と絶賛され、シャーウッド・アンダーソンの愛読書になり、そして、ウィリアム・フォークナーにひとかたならぬ影響を与えた。
- 出版社
- 小鳥遊書房
- 発売日
- 2026-06-30
- ページ数
- 664ページ
- ISBN
- 9784867801055