
フランス人コレクターの日本美術品売立目録 (16文献・合本6巻+別冊解説)
19世紀末から20世紀初頭の、西洋における日本美術受容研究のための同時代の文献や史料を、原本の復刻で提供するシリーズの第7回配本は、ジャポニスム期を代表するフランス人日本美術コレクターの美術品売立目録を復刻集成します。 ジャポニスムという用語を初めて使用したとされる美術評論家フィリップ・ビュルティー、「知られざるオリエンタリスト」ピエール・バルブトー、林忠正の協力で『歌麿』や『北斎』を著した作家エドモン・ド・ゴンクール、『パリ・イリュストレ』誌などを手掛けた印刷業者で同誌の日本特集号では編集長を務めたシャルル・ジロ、ジャポニスムを代表する美術商で月刊誌『芸術の国日本』を出版したことでも著名なS. ビング、印象派絵画のコレクターとしても知られるアレクシス・ルアール、アルザス地方ミュルーズの著名な製糸業者の一族で、オランダ美術、印象派、日本美術などのコレクターとして名を知られたジャン・ドルフュス、そして『ガゼット・デ・ボザール』の編集長でジャポニスム・ブームの立役者ルイ・ゴンス、以上8名のコレクションの売立目録計16点を多くの図版も含め復刻収録します。 売立目録は、各時代に美術品がどのように評価され、社会に受容されていたのかを伝える生の記録として注目されている一次資料です。 本目録集成も、フランス人美術コレクターの日本美術収集活動の研究だけでなく、林忠正やビングなど美術商がヨーロッパでの日本美術の受容に果たした役割、西洋で受け入れられた日本美術の傾向、そして今日注目の集まる日本美術品の海外への流出の調査など、美術・文化史研究に、広くご活用ください。
- 出版社
- エディション・シナプス
- 発売日
- 2011-09-02
- ページ数
- 3260ページ
- ISBN
- 9784861660597
