
フロイト著作集第7巻
『アンナ・Oの症例』をふくむ初期の大著『ヒステリー研究』と、初期論文 『科学的心理学草稿』を収録した。従来殆ど未研究のヒステリー症に新しい研究分野を拓くとともに、その後のフロイト思想の発展と展開をうかがわせる興味深い一巻である。 「精神分析理論の発展という見地からみると、この『草稿』で試みられている「科学的心理学」は、一九〇〇年発表の『夢判断』(中略)に引きつがれ、やがては「メタサイコロジィ」の体系化へとつらなっていくフロイト心理学、つまり精神分析理論の最初の誕生を意味しているのである。」(本書より) ◎目次 『ヒステリー研究』(懸田克躬訳) Ⅰ初版の序文 Ⅱ第二版の序文 Ⅲヒステリー現象の心的機制について Ⅳ病歴 A,エミー・フォン・N夫人 B,ミス・ルーシー・R C,カタリーナ D,エリザベト・フォン・R嬢 E,アンナ・O嬢 Ⅴヒステリーの心理療法 『科学的心理学草稿』(小此木啓吾訳) Ⅰ一般的な計画 Ⅱ精神病理学 Ⅲ正常なψ過程を記述する試み 訳注 解説『ヒステリー研究』について(懸田 克躬) 解説『科学的心理学草稿』について(小此木 啓吾)
- 出版社
- 人文書院
- 発売日
- 2024-01-29
- ページ数
- 314ページ
- ISBN
- 9784409340615


