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風景画

風景画

エリカ・ラングミュア, 著石井朗

風景画はおそらく最も人気のある絵画の形式である。しかしながら、かつて休日に撮ったスナップ写真が輝きを失っていることに失望を覚えたことのある人は、眺望を絵画に変換することがいかにむずかしいかを知ることになるだろう。この「ポケット・ガイド」は、画家が数世紀にわたっていかにして、野外の空間と光を絵具で移し換えてきたのか、そして単なる装飾から人間の営為の視覚的なメタファーへと発展させてきたのかを示している。物語は、ローマ時代の壁画装飾としての始まりから、ルネサンスの感性と理念を表現しようとする野心的な媒体への変容を経て、印象派の画家たちの「変革」とその後へと展開する。われわれはいかに、そこにわれわれが存在する世界を見るのかという美術の現実的な観点は、ナショナル・ギャラリーの作品の数々を例示しながら、現実の風景と描かれた風景の光学についての実践的な議論を通して展示される。

出版社
ありな書房
発売日
2010-06-18
ISBN
9784756610133

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