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源氏物語の表現と史実

源氏物語の表現と史実

藤本勝義

源氏物語の世界をよりよく理解するために。 文学作品と古記録等の資料との往還を通し、 源氏物語の本質を読み解いていく書。 柔軟に資料を駆使しながら、史実を検討し、準拠の問題を検討しつつも、 物語展開の本質を見据える方途を辿っていく。 源氏物語の表現に見え隠れするものをどう理解していけばいいのか考える書。 【第一編・第二編を通して、ごく簡単に言えば、源氏物語は、主にその裏側に史書・古記録等を取り入れることが多く、それらは源氏物語の表現に見え隠れし、源氏物語の豊潤な表現を構築し、また物語展開に実在性を持たせていた。しかし、源氏物語の世界は、それらの柔軟な摂取にもより、その領域に留まらぬ、それぞれの際立った独自性を形成したと考えられたのである。……結語より】

出版社
笠間書院
発売日
2012-10-17
ページ数
528ページ
ISBN
9784305706768

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