
はじまり どこからまたはじめるのか
「うんざりして、嫌になることもある。(…)それでも、朝の輝きを、再開のあたらしい光を決して忘れない」。わたしたちの物語の尽きることのない源である「はじまり」は、誕生という、いのちの継承であり、断絶でもある。人々はなぜまたはじめるのか、どこまでやりなおすのか。はじまりをめぐる問いとは、再開の問いでもある。人々の苦悩と喜びの機微を読み解き、あらたな「はじまり」を提示する。 ほんのはじまり──明滅する光 賽を投げる いかにしてはじめるのか? はじまりを待ち焦がれて 儚きものの美しさ はじまりの瞬間の新しさ 時間を断つ 多産な時間 はじまりの不安 思いがけなく すでにはじまってしまっていること あいだからはじまる Let’s pretendまずは振りから わたしに先立つ人生 わたしは生まれた 夜明けの約束 はじまりしか愛さない 数限りない「はじめて」 ふたたび、そしてあたかも 「様々なことについてはじめてであること」 やりなおす 夜を抜けて あの日から しがみつかないことの大切さ 新たな人生 新参者 あらたな可能性 矛盾の中で生きる──希望と明晰さ ほんのはじまりでしかない 訳者あとがき 参考文献
- 出版社
- 法政大学出版局
- 発売日
- 2025-10-28
- ページ数
- 236ページ
- ISBN
- 9784588011894