
長谷川伸はこう読め!
鶴見俊輔氏が企画・編集し、リブロポート(廃業)で1987年に刊行された《シリーズ民間日本学者》の『長谷川伸』が元本。出自から、その力量、土地にまつわる神話等、平岡節が全面展開。横浜生まれで幼少期に母と別れて暮らし、のちに再会を果たした長谷川伸。新聞記者を振り出しに1922年以降は「長谷川伸」で多くの作品を発表。主宰した「新鷹会」門下生に村上元三、山手樹一郎、山岡荘八、戸川幸夫、平岩弓枝、池波正太郎、西村京太郎等、その後活躍する作家が多数集まった。また歌舞伎や映画で上演された「瞼の母」「刺青奇偶」等のほとんどを観ている快楽亭ブラックの「劇作家・長谷川伸」を解題とし、批評家・平岡と落語家・快楽亭の「長谷川伸」を論じたアングルの違いに驚くべし。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2011-12-06
- ページ数
- 271ページ
- ISBN
- 9784779116599
