
悲田院長吏文書
長吏文書研究会, 編寺木伸明, 編著中尾健次, 編著臼井寿光, 編著小野田一幸, 編著ほか
長吏文書研究会編『悲田院長吏文書』は、神戸市立博物館所蔵の古文書群1200点を収録したもので、大坂四ケ所「非人」のうち最も古く、かつ最大規模を有する四天王寺悲田院の長吏家(頭)に伝蔵された「非人」集団内部の関係史料集である。 これらの文書群は、そのすべてが大坂の「非人」に関係するものであり、その内容も、「非人」の由緒、公役、番株・番役、風聞探索、仲間統制、人別・人口、相続・跡式、キリシタン類族改、賃貸、宗教など、生活全般にわたるものである。その他、四ケ所関係や在方非人番関係史料も含まれている。 したがって、『悲田院長吏文書』は、たんに「非人」研究のみならず、警察史、法制史、都市社会史、家族史、風俗史などの研究にとって第一級の史料集であるといえよう。本書の活用により、それらの方面の歴史研究が大いに発展・深化することが期待される。
- 出版社
- 部落解放・人権研究所
- 発売日
- 2008-05-30
- ページ数
- 719ページ
- ISBN
- 9784759240481
