
東日本大震災からの復興(3) たちあがる のだ
本書は、東日本大震災で津波被害を受けた、岩手県九戸郡野田村の被災と復興をテーマとする3巻シリーズの最終巻である。村民自身の語りと声(第1巻)、村の歴史と生業の営み(第2巻)、そして本巻では、野田村とその復興過程との間で深い絆を結んできた研究者たちが、それぞれの専門(社会学、社会心理学、法学、経済学)の見地から復興の最前線を記述する。野田村の人たちはどのような思いで生活再建に取り組んできたか、社会福祉協議会などでどのような支援を行ってきたか、災害ボランティアはなぜ野田村へ通い、何を感じてきたのか、外部自治体からの応援職員はどのようなかたちで復興に寄与したか、移住を選択させる要因は何か。具体的で詳細な分析の行間からは、確かな未来を見いだした野田村の今の姿が「たちあがる」。野田村への、そして同じように東北大震災からの復興を現在進行形で経験しているすべての人たちへの応援と感謝の書である。
- 出版社
- 弘前大学出版会
- 発売日
- 2016-03-11
- ページ数
- 282ページ
- ISBN
- 9784907192396
