批評の現在
ポスト・モダンをめぐり論議騒然たる昨今、真に本質的な問題はどこにあるのか。著者は認識の深みから"近代日本"に根底から疑問を呈し、正宗白鳥、小林秀雄、井上良雄、福田恒存らの精神的苦悩と批評の命脈をたどり、吉本隆明、江藤淳、磯田光一、柄谷行人らを読み解く。また、大江健三郎、中上健次、森内俊雄、森敦、さらに島田雅彦、小林恭二ら、現代文学の中核と最前線を検証。巻末に、わが近代精神史を総括し、いま「批評とは何か」を問う書きおろし30枚。若き文芸評論家の、近年の主題の螺旋的展開とその深化を1冊に集めた。
- 出版社
- 構想社
- 発売日
- 1991-01-01
- ページ数
- 283ページ
- ISBN
- 9784875740513
