価値の生まれ方
成果や所有の論理に還元されない「価値」とは何かー。 私たちは日々、物や出来事に「意味」を見出し、そこに価値を与えて生きている。しかしその「意味づけ」は、時代や社会によって異なる歴史をたどってきたー。危険・必要・有用といった価値の分類は、本当に普遍なのか。本書は、身体や感情、生活環境、制度、文化といった重層的な領域を貫きながら、「価値が立ち現れるプロセス」に哲学的なまなざしを向ける。哲学・社会学・歴史を横断しつつ、名もなき人びとの暮らしから生まれる価値の多様性とその条件を問いなおす。 序 章 価値のさまざまな有りようー概観ー 第1節 価値事象と価値当事者 第2節 価値の味わいが生まれる場としての私・諸々の価値が現われる場所 第2章 生きてゆくための条件 第1節 知覚と行動(という短い時間)における体と物的環境 第2節 食べ物 第3節 住居 第4節 衣服 第5節 身近な人々 第3章 歴史の厚み 第1節 インフラ 第2節 秩序 第3節 所有という概念ー最大の難問ー 第4節 文化 結 び 意味と感情と意志・自己像
- 出版社
- 東信堂
- 発売日
- 2025-07-01
- ISBN
- 9784798919737
