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鴨長明と寂蓮

鴨長明と寂蓮

小林一彦

うたの森に、ようこそ。 柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、鴨長明と寂蓮です。 内乱、天変地異、人災、飢饉... 暗澹たる時代だからこそ、 彼らはことばを磨きつくして、 自然のうつろいや人生の苦悩を、 美しくうたわずにはいられなかったのである。 鴨長明と寂蓮(かものちょうめいとじゃくれん) 新古今時代にあって、一世を風靡した個性豊かな二名の歌人。長明は言わずと知れた『方丈記』の作者である。富裕な少年時代を送るが、父の死で零落、青春の挫折を味わう。失恋や自殺をほのめかした歌が時をこえて現代に輝きを放つ。寂蓮は俊成の甥で、世を厭い若くして出家した自由人。ディレッタント風の和歌に才を発揮した。今様などの摂取にも鋭敏、狂歌も巧みで、後鳥羽院が「真実の堪能」と評した名手である。時代を駆け抜けた二人の芸術家、その魅力を読みとく。

出版社
笠間書院
発売日
2012-09-07
ページ数
126ページ
ISBN
9784305706492

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