
間文化主義(インターカルチュラリズム)
ジェラール・ブシャール, 著丹羽卓, 監訳荒木隆人, 訳古地順一郎, 訳小松祐子, 訳ほか
多様化が進む日本社会にどう取り組むのか。 それに対しての明確な理念を持ち合わせていない私たちに、 大いに参考になると思われるのが間文化主義(インターカルチュラリズム) である。 その社会統合理念はカナダのケベック州と欧州評議会の いくつかの国で、長い期間をかけて独自に発展を遂げてきた。 しかし、これまでその理念を明確に述べ、 諸々の批判に対して的確に応答した著作はなかった。 間文化主義の理論的精緻化が進んでいるだけでなく、 それに基づく政策実施でも社会で大きな支持を得ているケベック。 そこから世界に向けて発信されたメッセージがこの書物である。 この書の英語訳に寄せた序文でチャールズ・テイラーは述べている。 「この著作は、ケベックの現状に大きな光を投げかけるのみならず、 ますます国境を越えて広がる論議に滋養を与えるものである。 (中略)カナダ国内でのわれわれの議論が、 他国の人々に道を切り開いたのがわかる日がいつか来るであろう。」
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2017-12-26
- ページ数
- 401ページ
- ISBN
- 9784779124310
