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ケベックの生成と「新世界」

ケベックの生成と「新世界」

ジェラール・ブシャール, 著竹中豊, 監修・責任編集丹羽卓, 監修・責任編集立花英裕, 訳ほか

本書の問題意識は、ケベックにおけるネイションとそのアイデンティティの生成の分析を基調としている。と同時に、他の新世界における「ネイション」との比較研究にある。両者に通じる座標軸は、歴史学と社会学にある。そしてケベックとの比較対象とされる地域は、英語系カナダ、アメリカ合衆国、ラテンアメリカの国々、オーストラリア、およびニュージーランドである。これらの地域は、ケベックを含めていずれもヨーロッパ人による植民活動をきっかけに形成された、という意味での「新集合体」とされる。こうした国々との多面的な相互比較を通して、特定地域のみに焦点をあてた個別研究では得られない成果、すなわち相対的な洞察、広い知見、および新しい発想が読みとれる。それは、比較歴史学の切り拓く地平がいかに有望であるかの実証でもあろう。(「監修者あとがき」より)

出版社
彩流社
発売日
2007-04-11
ページ数
575ページ
ISBN
9784779112416

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