
形と空間のなかの私
「空間」は生活空間や都市空間、演劇空間や言説空間など多様であり、外部空間だけでなく、内部空間もある。二次元の絵画にさえ空間が想定され、空間認知は、知の成り立ちの根源でもある。「形」も、見えるものにはすべて形があり、言葉で表現できるとは限らないだけでなく、「形」の把握には、視覚はもとより触覚の働きも必要である。「空間」や「形」は、現象と理念とを繋いでもいる。本書は、空間認知や形の把握を通して、「私」の成り立ちを解明し、さらには従来の主知主義的な人間像の枠を超えようとする、意欲的かつ斬新な試みである。
- 出版社
- 東北大学出版会
- 発売日
- 2008-03-01
- ページ数
- 335ページ
- ISBN
- 9784861631016
