次、何読む? nextbook.jp
ログイン

本ページはアフィリエイト広告を含みます

近現代日本を生きるテクスト遺産 : モノ×営為×世界

近現代日本を生きるテクスト遺産 : モノ×営為×世界

Edoardo Gerlini, 河野貴美子

近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini 1 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理ー「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代ー古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれからーテクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 【コラム】植物画の展示と文学のなかの植物 寺田鮎美 【コラム】「読まれない」テクスト遺産 新美哲彦 【コラム】デジタル化に伴うテクスト遺産の変容ー本文研究という営為と研究書を例として 舟見一哉 2 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉-「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗についてー民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山ー歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩ー戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh 【コラム】平成の日本漢詩ー水出和明『韻主主義』を例として 山本嘉孝 【コラム】テクスト遺産言説としての勅撰三集序 宋カン [特別寄稿]『源氏物語』の正本とカノン形成 兵藤裕己 3 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということー水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 【コラム】「桜井の別れ」というテクスト遺産と「桜井駅跡」という史跡 松田陽 岡本太郎の「縄文土器論」再考 山本聡美

出版社
勉誠社
発売日
2025-07-01
ISBN
9784585325512

シェアする

みんなのレビュー

まだ評価がありません。

まだレビューがありません。