
古代史の地形・地名考 天智・天武・持統天皇編
邪馬台国を「地図」から考える 文献だけではたどり着けない。地図を広げ、距離を測り、海と川を想像する─。 魏志倭人伝の記述を手がかりに、地形・国の配置を丹念に追い直すことで、 邪馬台国の姿が少しずつ輪郭を帯びてくる。 決めつけない。だからこそ、考えるのが面白い。 「読む」より「考える」、想像力が広がる古代への旅。 i. 序 地図で遊ぶこと、地形・地名を考えること 【1】地図で遊ぶこと 【2】地形・地名を考えること ii. 大和朝廷成立前後の地形と地名 【1】大和朝廷成立前後の状況 日本国の誕生 日本国のあり方と宗教問題 【2】大和朝廷と国名 令制国の成立 筑紫の語源、「つくし」と「ちくし」 【3】7世紀当時の知識・技術力 交通手段としての牛馬・船 土木、特に道路・街道整備 時計と測量 【4】北九州と近畿と関東/三地方の拠点 各三拠点の位置と距離 近畿と北九州の同緯度問題 伊勢神宮の御鎮座の歴史と壬申の乱 関東の三か所と東山道 【5】北九州と近畿と関東/誰が何の為に(1)天智天皇 推論:三地方に各三か所あるのは何故なのか 推論:天智天皇と北九州<前半/名護屋城〜太宰府> 推論:天智天皇と北九州<後半/太宰府〜宇佐神宮> 推論:天智天皇と近江大津宮遷都 推論:近江大津宮遷都と草薙剣事件 推論:近江大津宮遷都の「宝物」と地名問題 【6】北九州と近畿と関東/誰が何の為に(2)天武天皇・持統天皇 推論:天武天皇・持統天皇と壬申の乱 推論:天武天皇の人物と治世 推論:天武天皇・持統天皇と関東の三か所 推論:関東の国名問題 推論:関東の上野・下野/豊前の上毛・下毛 推論:関東の上総・下総/豊前の宇佐 推論:関東の武蔵/豊後の武蔵 推論:関東の相模/豊後の佐賀関 推論:関東の常陸/豊後の日田 推論:伊勢神宮と各地の「日」地名の由来 【7】持統天皇と三代事業の仕上げ 推論:持統天皇と藤原不比等の関係 推論:草薙剣事件の結末 推論:持統天皇の業績と近畿の三か所 推論:持統天皇と天香久山 iii. 結 結と続と/邪馬台国と日本書記・古事記 【1】結と続と 【2】邪馬台国への道程問題 【3】記紀に書かれた邪馬台国 南洋系の話と大陸系の話のハイブリッドである 高天原は九州であることを示唆している 殊更に出雲を封じ込んでいる 藤原氏(中臣氏)が絡んでくる 持統天皇と邪馬台国、そして記紀の完成
- 出版社
- 梓書院
- 発売日
- 2026-07-01
- ページ数
- 140ページ
- ISBN
- 9784870358553
