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古今集古注釈書集成 後水尾院講釈聞書

古今集古注釈書集成 後水尾院講釈聞書

高梨素子

後水尾法皇は明暦三年と寛文四年との生涯二度、御所で古今伝受を行った。 本書はその際の弟子による聞書である。 明暦聞書の底本は、東山御文庫蔵『古今集聞書』(勅封62・9・1・2・1〜3)写本三冊。明暦三年正月二十三日より二月九日まで、堯然法親王、道晃法親王、飛鳥井雅章、岩倉具起の四名の受講であったが、このうち堯然法親王による聞書の系統に属すると考えられる。 寛文聞書の底本は東山御文庫蔵『古今集御聞書』(勅封62・11・1・1・5)写本二冊。寛文四年(一六六四)五月十二日より十六日に、古今集の部分的な内容を後西上皇、烏丸資慶、中院通茂、日野弘資へ講釈したもので、底本は後西上皇による聞書と考えられる。『伝心抄』に沿う内容だが、後水尾院による口語体の記述が興味深い。 その他、東山御文庫蔵『古今伝受御日記』(後西上皇)、同蔵『古今集講義陪聴御日記』(道晃法親王)も併せて翻刻した。

出版社
笠間書院
発売日
2009-09-11
ページ数
460ページ
ISBN
9784305601148

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