きょうも涙の日が落ちる : 渥美清のフーテン人生論
私生活を滅多に明かさなかった渥美清の貴重なエッセイ3編と、小説家、演出家、作曲家、映画評論家、俳優などとの9件の対談を収載した一冊。 内容の多くは、昭和40年代、渥美清が40代、山田洋次監督映画「男はつらいよ」第1作から第18作の頃に記されたものである。エッセイ「ぼくのアフリカ」は、昭和40年公開の羽仁進監督映画「ブワナ・トシの歌」の撮影を機にそれ以降度々訪れたアフリカの記録であり、“寅次郎のアフリカ旅行記”といった趣がある。漫画家、近藤日出造との対談「ちょっと“結婚恐怖症です”」は、野村芳太郎監督映画「拝啓天皇陛下様」が公開された昭和38年のもので、“寅さん”以前の渥美清、独身時代の心境が語られている。 第一部 エッセイ ぼくのアフリカ やっぱり男はつらいよ 映画らくがき帳 第二部 対談 ぼくと寅さん 近藤日出造:ちょっと“結婚恐怖症です” 吉行淳之介:独身か結婚か“精神的二枚目”の迷い 近藤日出造・杉浦幸雄:役者はつらいよ 飯沢匡:敵役いつの間にか三枚目 加藤芳郎:ディスカバーフーテンの寅さん 團伊玖磨:人生は寝ることだよ 荻昌弘:寅さんがボクか、ボクが寅さんか 森繁久彌・竹脇無我:ビッグスリー新春芸談 第三部 対論 チャップリンとロイドについて 安岡章太郎:チャップリン 狂気と天才が生んだ笑い 淀川長治・和田誠:「ロイドの用心無用」のギャグの秘密
- 出版社
- 展望社
- 発売日
- 2003-06-01
- ISBN
- 9784885461019
