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恐怖の表象

恐怖の表象

西山智則

恐怖/テロ/ポーの世紀を映画を通して読み解く! イスラム国のテロリストたちの恐怖は「形(かお)のない恐怖」である。 顔のないテロリストたちは、増殖することをやめない。 形のないものは恐ろしいが、人類は恐怖に形を与えることで、 恐怖を封じ込めようとしてきた。 竜もまた人類の敵の恐怖を形にしたものであり、 我々は竜を抹殺することで、恐怖の克服を試みてきた。 同時多発テロで幕をあけた二一世紀は「テロの世紀」である。 「テロ」は「恐怖」を意味するのだから、それは「恐怖の世紀」でもある。 そして「恐怖の君臨」する「テロの世紀」は、 世界じゅうで最も恐怖を追及し続けた一九世紀の前半ゴシック作家 「エドガー・アラン・ポーの世紀」になるのかもしれない……。 ポーに魅了され、あらゆるジャンルの映画を狩猟する著者が、 映像文化に張り付いている「竜=恐怖の世紀」を丹念に読み解き、 私たちが現在、どのような世紀を生きているのかをあぶり出す 文化研究の成果!

出版社
彩流社
発売日
2016-06-07
ページ数
272ページ
ISBN
9784779170621

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