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京極為兼

京極為兼

石澤一志

うたの森に、ようこそ。 柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、京極為兼です。 物の本質を捉え、 新しいことばで表現した 「京極派」の清心な歌は、 現代にも通じる魅力を放つ。 京極為兼(きょうごくためかね) 和歌の家としての御子左家は、為家の死後、二条・京極・冷泉の三家に分裂する。中で、伝統的な「ことば(詞)」を偏重し、旧態依然とした既存の歌風に飽きたらず、「心」の働きを尊重し、自由なことば遣いによる、新しい和歌を提唱したのが、京極為兼である。伏見院の下、為兼の考えに同調した歌人たちを「京極派」と呼び、その和歌は清新な魅力をたたえ、『玉葉集』『風雅集』という二つの勅撰集に結実して、ひときわ異彩を放つ。それらを領導した為兼自身の、和歌の世界に迫る。

出版社
笠間書院
発売日
2012-10-05
ページ数
122ページ
ISBN
9784305706539

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