窮屈で自由な私の容れもの
深夜のスポーツジムで、痛めつけるように体を鍛える私が思い出すのは、ある男のことだった(「教会のバーベルスクワット」)。手術を終えて戻ってきた会社の先輩と過ごした、燃え上がるような月日を体に刻む(「森林限界のあなた」)。“家族のために”料理を作り続けてきた私から、なぜか夫も息子も離れていってしまい…(「ブルーチーズと瓶の蓋」)。快くて、不気味で、疎ましくて、愛おしい。誰とも同じにはなれない、私たちの「身体」をめぐる5つの物語。
- 出版社
- 双葉社
- 発売日
- 2026-05-01
- ISBN
- 9784575529234

