
万葉集禁裏御本の解明
田中大士, 大石真由香, 小川剛生, 野呂香, 甲斐温子, 川上一
1418年、今川範政によって作られた万葉集禁裏御本は、仙覚寛元本と仙覚文永本との混成本である。 仙覚校訂本の原初の形を復元するためにも、享受の様相を知るためにも大きな影響を及ぼす資料であり、研究には欠かすことが出来ない。 万葉集伝来史における禁裏御本の価値を明らかにし、その実態に迫る! 万葉集禁裏御本研究の意義……田中大士 第一部 論文編 第一章 「万葉集禁裏御本」研究の現在……大石真由香 第二章 京大本代赭書き入れの訓とはいかなる訓か……田中大士 第三章 今川範政と万葉集……小川剛生 第四章 もう一つの禁裏御本関連本 -九州大学附属図書館春日政治・和男文庫蔵『万葉集』-……野呂香 第五章 禁裏御本万葉集とその周辺ー中院本成立以前を中心にー……甲斐温子 第六章 京都大学附属図書館蔵「曼殊院本 万葉集」再考 -京大本万葉集は中院家旧蔵であるー……川上一 第七章 八条宮家と万葉集……甲斐温子 * 第八章 『万葉集』仙覚校訂本の流布と受容について……樋口百合子 第二部 資料編 宮内庁書陵部蔵〔桂宮文書〕所収 万葉集関係書状(翻刻・影印)……甲斐温子・川上一 『万葉集』仙覚本系統図・禁裏御本関係諸本系統図……野呂香
- 出版社
- 花鳥社
- 発売日
- 2026-08-20
- ページ数
- 288ページ
- ISBN
- 9784868030355
