
明治維新を考える
明治維新は、日本国内だけでなくアジア・太平洋地域の国際秩序を一変させた。しかし、それがどんな変革であったのかは実は今でもよく分かっていない。農民・町人は武士の支配に異議を唱えなかったし、欧米からの開国要求も国内体制の激変を説明できない。そして、維新を主導した武士階級自体がその維新によって消滅するという「階級の自殺」がなぜ起こったのか・・・。原因らしい原因が見あたらないにもかかわらず、世界的にも稀な巨大変動が生じたそのメカニズムを、複雑系という新しい理論を応用して理解することを提唱し、近代化とナショナリズムについても論じていく。
- 出版社
- 有志舎
- 発売日
- 2006-08-24
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 9784903426037
