
明治期仏教界の政治動向
伝統宗派は、なぜ衰退したのか。 宗派が「世俗」へと近づいた明治仏教の政治動向から、その構造を読み解く。 明治維新以降、仏教諸宗派は近代化を進めるなかで、政治・経済との関係を次第に深めていった。本書は、その過程において仏教界がどのように政界と関わり、いかなる変容を遂げたのかを、初期議会期を中心に実証的に明らかにするものである。 尊皇奉仏大同団とその関係雑誌、第一回衆議院議員総選挙と仏教界、真宗本願寺派の政治的動向、僧侶徴兵免除請願運動、初期議会後の真宗と政界の交渉を検討し、従来の教義・思想中心の研究では捉えきれなかった宗派と政界・財界の関係、在家信者の離反過程の実像に迫る。 巻末には『大同新報』および同後継誌の総目次を収録。
- 出版社
- 三人社
- 発売日
- 2026-07-01
- ページ数
- 242ページ
- ISBN
- 9784866918259
