民法の流れ図 : 債権
日本民法はフランス民法、ドイツ民法を模範としている。ドイ ツ民法の第2 編は「債務関係の法」である。債務関係についてド イツの法律辞典では、およそ、つぎのように述べられている。債 務関係は、二人または複数の人たちの間の債務法上の諸関係の法 律上の表現形式である。債務関係のなかでは、権利者(債権者) の債務法上の債権が、義務者(債務者)の債務に向かい合って立っ ている。一つの債務関係を想定しうるためには、つねに債権者と 債務者ならびに給付の内容は確定しているか、または少なくとも 確定可能でなければならない、と。以上の債務関係を七五調で表 現してみると、つぎのようになる。「契約を、すると給付が発生し。 ポコ。」ポコには、二つの意味がある。一つは、契約をすると別府 温泉の坊主地獄のように泥の中から、給付という坊主がポコと湧 き出てくる。二つは、給付を別の例えで言うと、テニスのラリー におけるボールである。債権者と債務者というテニスの選手が給 付というボールをポコ、ポコと打ち合う様子である。 民法 (第1 編〜第5 編の関係) 第3 編 債権(第1 章〜第5 章の関係) 第1 章 総則(第1 節〜第7 節の関係) 第2 章 契約(第1 節〜第14節の関係) 第3 章 事務管理(697条〜702条の関係) 第4 章 不当利得(703条〜708条の関係) 第5 章 不法行為(709条〜724条の2 の関係)
- 出版社
- 流通経済大学出版会
- 発売日
- 2025-08-01
- ISBN
- 9784911205044

