オーバードーズする子どもたち : なぜ、「助けて」が言えないのか?
薬物依存症の臨床現場では、10代患者が急増しています。その多くは覚醒剤や大麻ではなく、「市販薬」です。子どもたちはつらい感情を和らげようと市販薬をオーバードーズし、いつしかそれを手放せなくなっています。 わが国の薬物対策は長らく「ダメ。ゼッタイ。」のスローガン一辺倒で、使用者をさらし者にし、排除してきました。その背後にある「生きづらさや困りごと」には目を背け、気づかないふりを決め込んできたわけです。いま私たちは、そのツケを突きつけられています。(「はじめに」より) 第1章 まず共有したい自殺のファクト 第2章 リストカットとはどんな現象か 第3章 リストカット、そしてオーバードーズ 第4章 さまざまなトラウマとオーバードーズ 第5章 助けを求めないのが自傷行為の本質 第6章 ハームリダクションと持続可能な支援
- 出版社
- 合同出版
- ISBN
- 9784772615822
