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沖縄 交差するまなざし

沖縄 交差するまなざし

藤原健

沖縄戦で県民の4人に1人が命を落とし、「捨て石」とされた島は、今なお在日米軍基地の約7割を抱える。戦後も続く「占領」の現実。その只中から、沖縄は日本の安全保障の根幹を問い続けてきた。毎日新聞社を退職後、沖縄に移り住み、末期がんと診断されながら取材を重ねたジャーナリスト・藤原健。残された時間で彼が伝えたかったことはーー。戦争証言のうめきと、沖縄の「いま」を浮かび上がらせる、魂の記録。 はじめに 序章 沖縄戦をどう記憶するか  私にとっての沖縄戦  沖縄戦の概要 第1章 ウチナーンチュの誇りを持って  母が伝えた戦世の実相/一念の思い「童や神の子」/「礎」の理念 胸に熱く/遺骨の視線と声 感じて/人間の尊厳 消させぬ/内包する「怒り」言葉に/「戦ってはならぬ覚悟」を/「ワジワジする」国の姿勢 /本土の「知らんぷり」に喝/不屈の魂〈うた〉に乗せ 第2章 記憶の掘り起こし  「この子たち」の生と死 語る/遺言から「命」 読み解く/強い決意 語り続ける/実相に学び、伝え、つながる/何があったのか、その意味は /行動で示そう、「非戦」の願いを/「イクサヤ、ナランドーヤ…」/具体的な「小さな物語」こそ/よみがえった「歩く少年」/台湾「2・28事件」 家族の流転/父の非業の死 波紋、今も/150年前の「台湾出兵」見つめ/戦争二度と起こさせない/「命どぅ宝」に思いを致す/「いい人」の戦争責任は/母の心を引き継いで 第3章 民主主義を問う  記録なくして、歴史なし/「蜂起」の奥に隠された事実/「民主主義の盟主」、沖縄では…/抵抗の記憶と意味 継ぐ/瀬嵩の浜に「辺野古」の波/犠牲強いるな 若者の怒り あとがき 主な参考文献

出版社
晶文社
発売日
2025-06-25
ページ数
304ページ
ISBN
9784794980045

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