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青き扉

青き扉

中津麻美

◆第一句集 草むしり不器用なれど几帳面 十人十色というが、まことに人は顔かたちも性格も さまざまでそれだからおもしろい。 草むしりに限らず、みるからに不器用に見えながら、 しかしその反面、せかず、あせらずほんとうに丁寧 に仕事をする人もある。 麻美さんはこの句のような人物かも知れない。 たゆみなくゆっくりと俳句の道を歩んで欲しいと思う。 帯より・行方克巳 序・西村和子 ◆行方克巳抄出十句 寒晴や放電しつつ子の走る ウインドの箱の軽さうクリスマス 自販機のどれも売切れ四月馬鹿 初夏や青き扉のベーカリー 青々と雨含みたる茅の輪かな 噴井あり覗けばのつぺらぼうの吾 草むしり不器用なれど几帳面 七五三おんなじ笑顔撮り直す スケーターみるみる耳の尖りくる 秋風や掛金多き父の家

出版社
ふらんす堂
発売日
2026-06-24
ISBN
9784781418360

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