
思ってます
◆第六句集 思えば物心付いて以来、当然のことながらいつも何かを思っていた。 が、思いは、ほぼ何の役にも立たない。 (あとがきより) ◆自選十五句より 人たちよ駅に寒しと相知らず 籠に蜜柑テレビのテロップに「爆破」 年越し蕎麦の蕎麦湯暗渠に合流す 此処あったかいよとコンビニエンスストアの灯 心配をしながらリラを嗅いでいた 夜目遠目染井吉野は花ばかり アマリリスあしたあたしは雨でも行く 河骨や大人になり老人になり 夕凪や寄港のたびに船古び わが晩年などと気取りてあぁ暑し
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2016-07-24
- ページ数
- 210ページ
- ISBN
- 9784781408835
