大森治豊伝 : わが国における近代外科学創始者の生涯
わが国で初めて帝王切開手術を成功させた医師として知られる大森治豊は、福岡へ全国で三番目の医学部誘致に成功した九州大学の始祖とも言うべき重要人物である。江戸に生まれ山形県の上山で育った大森は、17歳で上京しドイツ人教授らの下で9年間にわたり医学の研鑽に励んだ末、入学時100名近くいた中から僅か18名のみが残るという超難関の東京大学医学部第1回卒業生となる。故郷から遠く離れた福岡の地で地方医療の近代化に努めて地域に多大なる貢献をし、九州大学の前身である京都帝国大学福岡医科大学の初代学長、教授を務めた。市民から愛されつつ福岡に骨を埋めた医傑の伝記。海外視察時の絵葉書など、貴重な資料も多数収録。
- 出版社
- 九州大学出版会
- 発売日
- 2026-06-01
- ISBN
- 9784798504018
