
酒を味わう
【作家生活35周年記念 シリーズ第1弾】 「居酒屋を書く」ことに命を懸けた孤高の月日── 珠玉の作品群から厳選した記念碑的“酒稿”がここに。 街に出るたび、探し、誘われ、導かれ…… 比類なきジャンルをその身で切り拓いた熱き軌跡。 ***** かつて居酒屋は、哀愁の親父たちのたまり場だった。 じっと盃を見つめて身じろぎもせず物思いに耽ったり、 居合わせた見知らぬ隣人とぽつぽつ会話がはじまったり。 自由に過ごす。ただ、ここに居ることを楽しむ。 ──そんな酒場への静かな愛があたたかく匂いたつ一冊。 ◎巻末収録:全自著を本人が解説する「太田和彦ライブラリー」(上) ◎特別付録:著者ロングインタビュー掲載「月報」(挟み込み) 静岡の黒ハンペンにむせび泣く 烏取のラッキョーは歯ごたえせつなく 釧路の毛ガニは毛深かった 京都・夏──ヨコワ造りとハイボール 京都・冬──焼もろこと舞妓さん 広島の鯛の鯛と、フランス文学 富山の昆布〆と、未亡人の夢 盛岡のオニオンそば 上越高田から日本海を新潟へ 鶴岡の孟宗汁にふんどしが揺れた 神戸、波止場に立って見る海は 熊本、清正公と狸がおってさ 八丈島、流人島のすばらしき文化 横須賀、アメリカ兵の歌声しみて 東海道五十三次 小田原宿之巻 東海道五十三次 浜松宿之巻 東海道五十三次 亀山宿之巻 太田和彦ライブラリー 上 (1990-2012)
- 出版社
- 亜紀書房
- 発売日
- 2026-08-12
- ページ数
- 336ページ
- ISBN
- 9784750519128
