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生殖・発生の医学と倫理

生殖・発生の医学と倫理

森崇英

人が生命を操作できる時代、その先駆、体外受精をいち速く成功させると共に、倫理性を保証するための制度(施設内倫理委員会)を初めて確立した著者が、生殖医学が拠るべき思想を示す。生命の絶対観から生命の相対観へ、そして生殖の尊厳の思想に立った倫理へ——当事者本人ならではの貴重な資料も開陳し、医学・医療の未来を展望する。 *推 薦* 日本最初の医学部倫理委員会をたちあげ、黎明期にあった体外受精を定着させてきたパイオニア医学者による包括的な記録である。新しい生殖技術が社会的に認められるために必要な方策を考えぬき、道を切り拓いてきた当事者として、その過去を客観的に記録しようとする誠実さにあふれている。重厚な体験の上で、生殖医療の生命倫理問題を展望しており、生殖技術がさらに拡大する今後の社会を考えるための、またとない貴重な素材である。 米本昌平(東京大学先端科学技術研究センター・特任教授)

出版社
京都大学学術出版会
発売日
2010-09-28
ページ数
206ページ
ISBN
9784876989720

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