島の「重さ」をめぐって久野量一キューバの芸術においては、二つの潮流、二つの詩学がある。 ――キューバは世界史上の磁場であり、特別な存在である、ゆえにこの島は「重い」。 ――キューバは曖昧で不明瞭な存在だ、言わばこの島には「重さがない」。 自らのアイデンティティを自明視する「肯定の詩学」と、それを疑う「否定の詩学」。 相反する二つの詩学を両輪に走り続けてきたキューバの文学を、複眼的な視線で追う。出版社松籟社発売日2018-06-08ページ数256ページISBN9784879843647読みたい読書中読んだ詳細はこちらからAmazonで見るシェアする