
新訳 チャタレー夫人の恋人
「チャタレー裁判」以降半世紀、新たな訳と新たな読みで30年ぶりに登場する20世紀の名著! 「われわれの時代は本質的に悲劇的な時代である。だからこそわれわれは現代を悲劇的に捉えることをしない」の書き出しで始まる本書は、深い傷跡を残す「戦争と革命」の時代を背景に、人間の愛憎を「性」の深淵を通して描いたものである…。「十年程前、新聞紙上で「誤訳だらけのチャタレイ夫人」という書籍広告を見たのが、翻訳する気にさせたそもそものきっかけであった。その書籍は別宮貞徳著『翻訳の落とし穴』というタイトルの本である。・・平成八年に『チャタレイ夫人の恋人』の削除版を改めて、完訳された新版が刊行されたが、意味不明な箇所や、誤訳と思われる部分はほとんど改まっていない。この小説はなにやら難解ですっきりしないという誤解を解くために、出版する運びになった次第である」(「訳者あとがき」より)
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 1999-11-15
- ページ数
- 483ページ
- ISBN
- 9784882024828
