
『新時代の「日本的経営」』オーラルヒストリー
八代充史, 編牛島利明, 編集南雲智映, 編集梅崎修, 編集島西智輝
「雇用ポートフォリオ」はなぜ生まれたのか? 雇用流動化の契機とされてきた日経連報告書『新時代の「日本的経営」』刊行に至る証言をまとめたオーラルヒストリー。 1990年代、グローバル化に伴い経営環境が激変する中で、日本企業はいかに生まれ変わろうとしたか。 1995年に日経連が刊行した報告書『新時代の「日本的経営」』について当事者が語る初めての単行本。報告書作成に携わった5名と、被雇用者側である連合関係者1名の計6名を対象としたオーラルヒストリー研究である。 報告書は、雇用形態の流動化を肯定し、これを促進した契機と位置づけられて批判の対象となってきたが、インタビューからは、報告書作成側の意図、反響への対処などを通して、当時の社会で何が議論されたかだけでなく、何が議論されず日本の雇用政策において積み残された課題となったかがあぶり出される。報告書発表から20年を迎えるにあたり、注目すべき1冊である。
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2015-01-09
- ページ数
- 384ページ
- ISBN
- 9784766421941
