
体感する戦争文学
ただ生存することが生きる目的となるような 異常事態を強制されたら、 他者との関係をどのように築けるか、 どこまで人間でいられるか。 言いたいことを言ったら生きていけない時代、 正しい情報が入ってこない時代、 大義がまかり通っていた時代 ―国家や権力を、あなたならどう見抜き、どう行動しただろう。 兄が太平洋戦争時西部ニューギニアで戦死し、自身は戦後、 病床生活を経て最低学歴で働きながら独学で表現活動に 従事した著者(89歳)が、 戦争のディテールを追体験する文学を案内し、 戦時下の心のありようや変化、人間性の哲学を問う。 心に深く突き刺さるような美しく強い文章で 戦争をリアルに想像し、思索する本。
- 出版社
- 彩流社
- 発売日
- 2016-08-31
- ページ数
- 208ページ
- ISBN
- 9784779170737
