生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学
生まれたくなかった。でも、生まれてしまった。 その感情から始まる哲学があるーー反出生主義だ。 苦しみは、生まれたことに伴って生じる。 食べていくための労働、結婚しないことへの不安、孤独の居心地の悪さ、そして避けられない老いと病。生きづらさは、甘えや怠けのせいではない。望んでもいないのに、不完全な制度と社会のもとに生まれ落ちたからなのだ。 問題は社会であって、個人ではない。その構造を見抜くことで、自らの苦痛を減らす道筋が見えてくる。 反出生主義の哲学者による、自分を守るための人生論。
- 出版社
- 幻冬舎
- ISBN
- 9784344988057
