
悪いことはなぜ楽しいのか
意地悪、ルールを破るなど、いけないことには絶妙に心躍る瞬間がある。なぜそういった気持ちになってしまうのか。私たちのダメな部分から「悪と善」を考える。 「やられたらやりかえす」「ルールは破るためにある」 「空気なんて知らない」「意地悪したい」 「自分が楽しければいい」 これに共感する私って「ふつう」ですよね? ちょっといけないことをしたとき、ドキドキして心が躍る。 意地悪、自己中、復讐にも絶妙な快楽がつきまとう。 なぜ、私たちはそんな気持ちになってしまうのか? 私たちのよくない部分から、悪と善を考える。 この本は決して、みなさんを悪の道に進ませようとしているわけではありません。あるいは反対に、「こういう風に行為することは悪いことだからやめよう」といった、お説教をしたいわけでもありません。そうではなく、私たちにとって本当に「悪い」ことを見定め、そして「悪い」ことに誘惑されてしまう人間の弱さを受け入れながら、よりベターな生き方がどのようなものかを考える手がかりを提供すること、それがこの本が目指していることです。 (「はじめに」より)
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2024-06-07
- ページ数
- 160ページ
- ISBN
- 9784480684882
