
絶望はしてません ポスト安倍時代を読む
2020年代前半、いったい何が起こっていたのか。 コロナ禍、安倍元首相銃撃事件から露呈した社会の歪みとは。 本を読んで考えつづけた46の同時代批評 === 「考えるために、まず本を読む」。毎月ひとつのテーマに沿って3冊の本をとりあげ、読んで考えたことを書く。文芸評論家の斎藤美奈子によるPR誌「ちくま」人気連載「世の中ラボ」を書籍化! 新型コロナウイルス・パンデミック、ジャニーズ事件に端を発する性暴力の顕在化、安倍元首相銃撃事件とポスト安倍時代の政治と経済……2020年代前半の諸問題を、本を通して考える同時代批評。 === このところ、新聞、雑誌、テレビといった「オールドメディア」への風当たりが強い。誰も新聞なんか読まねーよ、みんなが見ているのはSNSやユーチューブだよ。 んなこたぁわかってるわ、と思う半面、アルゴリズムによるネットメディアの情報の偏りやデマの横行は目に余る。オールドメディアは今、踏ん張りどきなのだ。加えてセカンドオピニオンとして参照すべきは書籍である。解がわからぬ案件が出てきたら本を読め! 最低三冊は読め! そんな思いで、二〇〇六年夏から「世の中ラボ」のタイトルで、毎月三冊の本を読み、その時々の話題を掘り下げる連載を続けてきた(連載はPR誌「ちくま」で現在も続行中)。……本書は、この連載をまとめたシリーズ4冊目にあたる。 (あとがきより)
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2025-10-08
- ページ数
- 352ページ
- ISBN
- 9784480815880
