網干家350年の物語 : 安住と開拓の移動史
網干(姫路)の漁師から豪商へーーそして現代の難民問題へ。 「人はなぜ動くのか」を問いかける、歴史と思想の一冊。 兵庫県網干に生まれた漁師・与の吉は18歳の頃、漁師としての生活に限界を感じ「大阪で一旗揚げよう」と単身大阪へと旅立つ。やがて彼は廻船問屋を興し、最上川を遡って山形県東根に進出すると、後代にまでつながる豪商として大きく成長を遂げる。 本書は、この「網干家350年の物語」を軸に、人類にとっての移動の意味を考察した一書。かつては猛獣や戦乱から逃れる「生存のための移動」だったものが、江戸商人のように「夢と希望を追う挑戦の移動」へと変わっていった。しかし現代では、再びウクライナやガザの人々のように「命を守るための避難の移動」が現実となっている。 「移動」とは逃避か、挑戦かーー。 江戸商人から現代の難民問題まで、移動の歴史を通じて人間の尊厳と平和の価値を照らし出す、歴史×思想ノンフィクション。 目次 第1章 人類の旅立ち 第2章 網干屋與左衛門物語 与の吉の旅立ち 酒田での廻船問屋の創業 北前船 東根にて葉タバコ問屋を創業 第3章 夢と希望を持って旅立とう 第4章 人類に共通の土台は人道主義 第5章 エピローグ 世界平和の実現にリーダーシップをとるべき日本の役割 【写真集】 「私の経営方針」 著者略歴
- 出版社
- 日興企画
- 発売日
- 2026-02-01
- ISBN
- 9784888773744
