地域から考える世界史 : 日本と世界を結ぶ
グローバル化、多文化共生の時代だからこそ、地域を見つめる視点が求められる。 列島各地に世界史を見出す多彩な事例と取り組みを紹介。 暗記中心ではない、生きた学びを実現する新たな歴史教育のアイデアとモデルを提示。 感染症対策と平和学習をテーマとした歴史教育の取り組みを紹介する論考2本を追加し、増補改訂版として装い新たに刊行。 *『地域から考える世界史』(2017年11月刊行、ISBN:978-4-585-22191-3)の増補改訂版です。 監修者はしがき 桃木至朗 序言 藤村泰夫 【特別寄稿】グローバル社会に求められる世界史 出口治明 第1章 中高生による地域再発見 ダブルプリズナーの記憶ー生徒に受け継がれる「思考の連鎖」- 野村泰介 戦争遺跡・亀島山地下工場の掘りおこしー「地域」と「民族」の発見ー 難波達興 アフガニスタンから山口へー尾崎三雄氏の事例からー 鈴木均 「山口から考える中東・イスラーム」高校生プロジェクト 磯部賢治 「青少年近代史セミナー」の意義ー世界史をどこまで実感するかー 川上哲正 地域の歴史から日中交流へー熊本県荒尾市における宮崎滔天兄弟顕彰事業の取組ー 山田雄三・山田良介 彦根市のマラリア対策とアフリカを結びつけるー地域の事例から世界の課題解決へー 奥村信夫 高校生平和ゼミナールにおける地域にねざす歴史実践の視点と構造 和井田祐司 第2章 多様な地域と多様な「教室」 日本海は地中海か?-網野善彦から託された海がつなぐ歴史・文化の学びー 竹田和夫 ムスリムに貼られた「レッテル」の再考ー東京ジャーミイを事例としてー 松本高明 ALTを通して学ぶ世界史 百々稔 日米双方の教科書を用いて学ぶ戦後史ーアメラジアンの子どもたちとともにー 北上田源世界遺産から考える地域と世界史 祐岡武志 博物館と歴史研究をつなぐ 赤澤明 地域における歴史的観光資源の開発と活用ー観光系大学学部ゼミナールでの教育実践からの考察ー 岩下哲典 第3章 世界史教育の現在と未来 二一世紀の世界史学習の在り方ー自主的な世界史像の形成をめざしてー 二谷貞夫 世界史未履修問題に見る世界史教育の現実 篠塚明彦 社会知・実践知としての世界史をもとめて 原田智仁 インターネット時代の世界史ーその問題性と可能性ー 柳原伸洋 第4章 地域から多文化共生社会を考える 多文化共生社会をつくるー「地域から世界が見える」- 三浦知人 地域における多文化共生と世界史教育ー熊本県における事例からー 平井英徳 塾「寺子屋」の可能性ー横浜華僑華人子弟の教育ー 符順和 在日外国人生徒交流会の成果と課題 吉水公一 第5章 現代社会が抱える問題に向き合う 地元志向と歴史感覚ー内閉化に抗う歴史教育ー 土井隆義 世界史のなかの貧困問題ー「貧困の語り」をとらえる 中西新太郎 日本人の聖地伊勢神宮から考える世界史ー自然と歴史の相関関係 深草正博 災害と人類の歴史 平川新 ヒロシマ・ナガサキからイラク・フクシマへー核の脅威を考えるー 井ノ口貴史 終論 桜井祥行 あとがき 原田智仁 増補改訂版 あとがき 藤村泰夫 著者略歴
- 出版社
- 勉誠社
- 発売日
- 2025-12-01
- ISBN
- 9784585320715
