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動物たちの収容所群島

井上太一

檻に囚われた豚の親子、肥り続ける体に苦しむ雛鳥、ひたすら卵を産まされる雌鶏、顧みられてこなかった食卓の舞台裏でいま、何が起こっているのか?畜産現場からの報告と権力分析をもとに食用の生命商品として翻弄される動物たちの現実に迫る推薦落合恵子(作家)誰がが書かなくてはならないのに、誰も充分には書かなかった(書けなかった)、わたしたちの日常、食生活。わたしたちの「美味しい」が、どのような過程を経て食卓に届けられるのか。わたしたちには知る権利と責任がある。そうして、知ったその後は? それを今、ひとりひとりが問われているのだ。安積遊歩(ピアカウンセラー)私は人と違う身体をもって生まれてきた。それはこの社会からは「障害」と呼ばれ、さまざまな虐待を経験してきた。その中で私は優生思想社会に異を唱え、敢然と対峙し続けてきた。しかしこの本で描かれている大量虐殺にある家畜たちには、なんらの逃げ道も救いもない。無知と無関心を決め込み、それを揺るがされそうになると、怖気付き、さらに目を背けようとする人々の群れ。その中でこの本のビーガニズム(脱搾取)の視点は、深い闇の中の一灯となることだろう。

出版社
あけび書房
発売日
2023-11-06
ページ数
220ページ
ISBN
9784871542418

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