
経済史研究
◆日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。各巻編集者による【解題】付◆ ■第6巻は、「文弱」の日本的・文化的特徴や隠居論、さらには西洋の歴史学的経済学研究と洞察から、日本の社会政策の根底を追究する■ 『経済史研究(福田徳三著作集第6巻)』 福田徳三研究会 編/杉 岳志・森 宜人・夏目琢史 編集 【目 次】 刊行にあたって(西沢 保 凡 例 ◇『経済学全集』 第三集序 ◇ギリシャ・アテネの今昔図 ◇『日本経済史論』 ブレンターノ先生序論 ◇原著者書簡 🔷一 日本経済史論 第一章 原始時代 第二章 帝権拡張時代 第三章 封建時代 第四章 専制的警察国家の時代 結 論 引照書目 🔷二 ケーザー及タキトスに拠る古独逸土地共有制度 第一章 通説の要領 第二章 『ガリア戦争記』及び『ゲルマニア志』中の関係章句 第三章 ハンセン以下重要なる学者の所論 第四章 耕地の転換・その手続及び解釈 第五章 gentibus cognationibusque hominumについての見解 第六章 共同占地・共同開墾ならびに個人所有権 第七章 タキトゥスの記述、共有単位縮小説の当否 第八章 結論、土地所有制度の絶無 🔷三 穂積博士の隠居論を読む 第一章 開 題 第二章 第一版と第二版との外形上の差違 第三章 同上内容上の根本的差違 第四章 法制史として見たる本書の間隙 第五章 形式上不備なる若干点 第六章 太き糸・小さき珠子。法制史と進化論 第七章 隠居進化論の可能・不可能 第八章 著者のドイツ農民隠居論 第九章 「グルンド・ヘルシャフト」と隠居制度 第十章 我が邦武士の隠居制度 第十一章 養老金制度と生存権の認承 🔷四 経済史雑考(その一) 一 経済進化論緒言 二 人類原始の経済状態 三 自然人の経済 四 農制史雑考 五 中古商業・交通史雑考 六 「タイジング」及び「フランクプレッジ」 七 工業史雑考 八 経済史と時事問題 九 商業政策と商権の消長 十 丁稚の過去・現在・将来 五 経済史雑考(その二) 一 「ギルド」の辞義と起源 二 商人「ギルド」 三 「クラフト・ギルド」 四 我が邦中古商業の「座」 五 祓除と貨幣の関係 六 物価名義雑考 七 ラグーサの商業帳簿 🔶解題(1) 福田徳三の『日本経済史論』〔夏目琢史〕 🔶解題(2) 福田徳三と西洋経済史学〔森 宜人〕 ・あとがき〔西沢 保〕 年譜 人名・団体名索引 書誌索引
- 出版社
- 信山社出版
- 発売日
- 2026-03-27
- ページ数
- 586ページ
- ISBN
- 9784797280869
