
久高島祭祀論
琉球祭祀の「古層」 沖縄島南部、その東方洋上に浮かぶ「神の島」は、冬至の朝、「てだが穴」(太陽の穴)に姿を変え、そこから再生した太陽が昇るという。その島で、かつて琉球国王「てだこ」(太陽王)の復活儀礼が行われていたのではないか? 久高島の地方祭祀から、失われた国家祭祀を復元する手がかりを探る。 序 一 本書の目的 二 議論の歴史的舞台 1 久高島祭祀の概略 一 久高島の祭祀組織 二 ノロとソールイの関係 三 神の憑依の象徴──ハブイとシルサージ 四 オナリ神信仰をめぐる問題 2 久高島と地方祭祀 八月行事を考える 一 ソールイマッカネーとマッティ 二 ヨーカビーとテーラーガミ 3 久高島と国家祭祀 国王の行幸をめぐる問題 一 国王の久高島行幸 二 久高島と国王の復活儀礼 三 聞得大君の御新下りと久高島 4 ニライと「てだが穴」 地方祭祀と国家祭祀 一 ニライカナイと東方聖地観 二 ニライのふたつの系譜と祭祀 結びにかえて 一 オナリ神信仰と宗教政策 二 久高島行幸をめぐる問題 注 引用・参考文献 あとがき 索引
- 出版社
- 七月社
- 発売日
- 2025-10-11
- ページ数
- 248ページ
- ISBN
- 9784909544445
